テニスの肘の怪我の原因から分かる正しい治療法と予防法!

※当サイトで紹介している治療法・予防法は筆者がテニスコーチ・選手として学んだものです。そのため、情報の最新性・正確性は担保されておりません。病院で診断を受けたうえで参考程度にお使いください。

テニスでの肘の怪我というと、痛みや腫れの症状が出るテニス肘です。しかし、正しくテニス肘の原因を理解していない人がほとんどです。

 

また、病院に行っても簡単なサポーターや湿布薬、痛み止め、ステロイド注射などを使った保存療法しか行われず、効果がないこともしばしば…。本当に正しい治療法や予防法を自分で学ぶ必要があります。手首や肩の怪我にもつながってしまう可能性もあります。

 

そこで、今回はテニス肘の原因と症状と正しい治療法と予防法について紹介していきます!テニス肘で通院している方や何回も注射しても治らない、あとは手術しかないという方も治せる方法があります…

テニス肘の原因と症状、肘の怪我が起こる理由を正しく理解しよう

テニスで起こる肘の怪我であるテニス肘の原因を理解することが正しい治療や予防をするうえでとても大切になります。テニス肘は肘の内側に痛みが出るものと外側に痛みが出るもの、上側に痛みが出るものの3種類あるとされています。全て基本的には筋肉と腱が炎症を起こすことで痛みが起こります。

 

それぞれの症状と詳しい原因をこれから紹介します!あなたのテニス肘の症状と照らし合わせてみてください。

テニス肘で肘の外側が痛い場合の原因と症状

テニス肘の中でも一番良く起こるのがバックハンドストロークを打つときの肘の外側の痛みです。他の症状としては、フォアハンドストロークで打点が遅れたときに痛む、肘の外側を押すと痛い、患部が熱を持っている、前腕の手の甲側の筋肉が張っている等があります。

 

怪我の種類としては、肘の腱鞘炎だとおもってもらえれば大丈夫です。原因は、前腕や上腕の筋肉に過度な緊張がかかった状態でテニスを続けることで、筋肉と骨の付け根である腱が傷んでしまうことにあります。

 

しかし、テニスをしている人全員がテニス肘になるのかというと、そんなことはありませんよね?なぜ、プロテニス選手はテニス肘にならないのでしょうか?

 

その答えは、打ち方にありました!正しい関節や筋肉の連動をつかえている場合と腕の筋肉を使って打っている場合では肘の腱にかかる負担は雲泥の差があったのです。

 

例えば、肘の外側に痛みのでるテニス肘になっている場合、バックハンドストロークで打点が遅れて右腕でボールを抑え込むように打っている人が多いです。特に片手の場合は危険度が増します。打点が遅れる原因はテイクバックが遅い、テイクバックが独特で大きい、タイミングが合っていない等があります。

 

打点が遅れ、右腕の力でボールを抑え込もうとすることで肘の外側に負担が大きくかかるのです!

テニス肘で肘の内側が痛い場合の原因と症状

テニス肘の中で2番目に多いのが、肘の内側の痛みが出るものです。症状としてはフォアハンドストロークを打つ際に痛む、サーブを打つと痛む、手首を手の甲側に反らすと痛む、手のひらの小指側の前腕の筋肉を押すと痛む、肘の内側が熱を持つ等が起こります!

 

これも、肘の外側と一緒で肘の腱鞘炎です。原因は肘の内側につながる前腕や上腕の筋肉が張った状態でテニスをすることでインパクトや動作の衝撃がもろに関節と筋肉の付け根に伝わってしまうことにあります。

 

例えば、フォアハンドストロークを打つときに手首が手の甲側に曲がったまま打っていたり、打点の時に肘が体の前になく背中に隠れてしまっていたりすると肘の内側に負担が大きくかかります。手首を曲げたまま打つ方はラケットの面を作る意識が強いため手首で調節していること、背中に肘が入ってしまう方はテイクバックが大きいことが原因になります。

 

ラケットの出てくる面を決めるのは手首の角度ではなくラケットのグリップの握り方ですので手首を曲げてロックしてしまったり、肘が体の後ろに行ってしまったりするとせっかく足から来たエネルギーがラケットまで伝わらず全て肘の負担に代わってしまうのです!

テニス肘で肘の上側が痛い場合の原因と症状

テニス肘の中で肘の上側が痛い場合は、症状としてサーブを打つと痛い、腕をまっすぐに伸ばしたり強く曲げたりすると痛い、患部を押すと痛い等が出ます。

 

基本的には、これも腱鞘炎で上腕三頭筋という俗にいう二の腕の部分の筋肉が張ることで起こるものです。自分で触ってみてコリを感じたらテニス肘である可能性が高いです!

 

上腕三頭筋が張る原因として例を挙げると、サーブやストロークの時に肘をまっすぐに伸ばしきって打っているということが考えられます。

 

これはシニア世代のテニスプレーヤーに多くみられます。なぜならグリップの握り方が今の基準とは違うため肘を伸ばして打つことが正しいとされていた時代にテニスを始めた方が多いからです。

 

力をある程度抜いて自然足からラケットまでの関節と筋肉の連動を生み出すことが重要です!

 

体がもつ本来の自然な動きを心がけよう!

体がもつ本来の自然な動きを心がけよう!

 

テニス肘の正しい治療法と予防法、再発のない完治を目指す!

さて、自分のテニス肘のタイプと原因がある程度わかってきましたか?基本的にはどのタイプも、前腕や上腕の筋肉が張って固くなった状態でテニスをすることで負担が、腱にかかり炎症を起こすという順序で痛みや腫れが出てきます。

 

では、テニス肘の正しい治療法や予防法とはどのようなものなのでしょうか?

 

参考までに、現在病院で行われているテニス肘の治療法を紹介します。病院へ行くとまずはX線で骨に異常がないか調べられます。そして骨に異常がなければ、基本的には安静にしていることと湿布薬、簡単なサポーターを処方されて経過観察になります。

 

しかし、それで2週間後くらいに治らないときは痛みや炎症を止める薬を飲んだり、ステロイド注射を数回にわたって行うことを勧められます。それでも治らないと手術を受けることになります!

 

私の知る限りですと、2週間の経過観察の間に治るくらい軽いテニス肘や筋肉の疲労ではない限り、注射や痛み止め、手術を行っても完治した人は見た事がありません!もちろん医学の理論的にはなかなか引かない炎症を抑えるために投薬することは全くもって正しいと言えるのですが、なぜか完治してテニスに復帰できる人は少ないのです!

 

その原因も含めて、これから正しいテニス肘の治療法とリハビリなどの予防法を紹介していきます!

テニス肘の正しい治療法、原因から導き出す完治までの道とは?

さて、今あなたの頭は混乱しているかもしれません。なぜ病院で行われる肘の炎症を取るための治療法でテニス肘が治らないのか?

 

ここで一度テニス肘が起こる原因を振り返ってみましょう!確かに肘の痛みの原因はテニスで肘にかかる負担が大きくなって起こる炎症です。しかしその炎症を引き起こす原因はどこにありましたか?

 

そう、前腕や上腕の肘に関係する筋肉です!つまり病院で行われるような炎症に対して治療を行うだけではテニス肘の根本の原因である筋肉の過緊張は取れないのです。だから何度炎症を抑えてもその場だけですぐに筋肉に引っ張られた腱が痛みを再発してしまうのです。

 

つまり、正しい治療法とは遠回りに見えてもまずは根本の原因から解消していくことにあるのです!

 

筋肉の張りを取る方法はストレッチが一番おすすめです!凝り固まった筋肉全体を伸ばせるからです。マッサージや電気治療は表面的なコリには効果がありますが、テニス肘を引き起こすような筋肉の芯から固まっているような強い張りにはおすすめできません。

 

ストレッチ方法はテニス肘のタイプにもよりますが、原因となっている筋肉を痛気持ちいくらいの強さで伸ばすと効果的です。特に風呂上がりなどの筋肉が温まった状態の時が最高のストレッチタイムです!

 

ここには詳しくは書けませんが、テニス肘を根本から治療する方法についての詳しい情報は最後に紹介します。今すぐ知りたい方は一番下に飛んでも構いませんが、予防法についても後で学んでくださいね!

テニス肘の予防法、リハビリトレーニングからテニス復帰までの道

さて、正しくストレッチや軽い運動を繰り返し凝り固まった筋肉をほぐすと炎症も薬を使うことなく自然と消えていきます!ダメージがなくなるから当たり前と言えば当たり前ですが…。

 

そこで、痛みが肘からなくなってきたら今度はテニスに復帰するためにテニス肘の予防のためのリハビリトレーニングをする必要があります!大体の人はこの段階を飛ばしてしまうためすぐに痛みが再発してしまうのです。

 

リハビリと聞くと難しい感じがしますが、要するにテニス肘を治すために休んでいた期間に使われていなかった筋肉を呼び覚まして本来の機能を呼び覚ます負荷の低いトレーニングや運動を行うということです。

 

リハビリ時に便利なのが強度の低いゴムチューブです!ない場合は500mlのペットボトルに水を入れたものでも結構です。それらを使って今までほぐしてきた前腕や上腕の筋肉にスイッチを入れていきます。

 

具体的なトレーニングメニューはリストカール、リバースリストカールがあります。方法は、

<リストカール>

<リバースリストカール>

を参考にしてやってみてください!ダンベルの代わりに軽いペットボトルやチューブを使うのです。

 

もしこの動きで痛みがある場合は、直ちにリハビリを中止するか、負荷を軽くして試してみてください。また回数やセット数は筋トレをしたいわけではなく、スイッチを入れたいだけなので前腕の筋肉が意識できるくらいまで行ったら終わりで結構です!

 

このように、テニス肘の原因を理解することで正しい治療法や予防法を知ることが出来ます!しかし、今でも木を見て森を見ずな治療が病院であってもされることが多いためある程度の知識を自分の怪我に対しては持つ必要があります。

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